コーシャ市場レポ

拡大を続ける13兆円の巨大市場!

日本人にとってはまだ馴染みの薄いコーシャではあるが、世界のコーシャフードの市場規模は年13%前後の成長を続け、2019年に13.8兆円を突破。

今後もこのトレンドは続く見込みで、2021年には17兆円に迫ると予測されている。

ここまで市場が拡大した背景として、安全で高品質な食材を求める「意識の高い」、非ユダヤ教徒の消費者からも、高い信頼を得ている事が挙げられる。

元々はユダヤ教徒の為の食品規格であったコーシャは、欧米を中心に食のスタンダートとして確固たる地位を確立している。

<コーシャ市場規模の推移>

<年間成長率(CAGR)>

地域別にみると北米とヨーロッパで9割以上を占め、アジア諸国での市場規模はまだまだ小さいが、イスラム教徒もコーシャ食品を消費出来る事を考えると、今後のマーケットとして期待ができる。また、UAEとイスラエルの国交回復等の影響もあり、中東地域でもコーシャの需要が拡大する可能性が高い。

<地域別コーシャ市場規模>

日本では、政府がコーシャなどの「宗教認証食材」の輸出を強化するため、地方農政局などに専門知識を持った職員を配置する方針を固めており、日本企業の間でもコーシャ認証の取得の需要が高まるものと期待されている。

安全で高品質というイメージの「Made in Japan 食品」で、コーシャ認証を取得することにより、新たな市場の開拓が出来るのではないか。